女性の肩こり・腰痛の原因は骨盤のゆがみ?
〜不調の根っこにある“姿勢のくずれ”と東洋医学的ケア〜
「肩がいつも重い。マッサージしてもすぐ戻る…」
「慢性的な腰のだるさがつらい」
「何もしていないのに、体のあちこちが凝っている気がする」
こうした肩こり・腰痛のご相談、実は女性からとても多くいただきます。
中には「病院では異常なしと言われたけれど、ずっと不快感がある…」というケースも。
女性の場合、骨盤のゆがみやホルモンバランス、自律神経の影響が肩や腰の不調に密接に関わっていることがよくあります。
今回は、女性特有の肩こり・腰痛の原因と、当院での東洋医学的アプローチをご紹介します。
◆ なぜ、女性は肩こり・腰痛が起こりやすいの?
▷ 姿勢の問題と「骨盤のゆがみ」
女性の骨盤は、男性よりも広く柔軟性があります。
その分、妊娠・出産・ホルモン変動・筋力低下などでゆがみやすいという特徴があります。
骨盤がゆがむと…
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背骨・頚椎・肩関節のバランスが崩れる
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お尻や太ももの筋肉がかたまりやすくなる
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内臓の位置や働きにも影響し、冷えや便秘の原因にも
このように、骨盤の不安定さが「体の上部(肩)や下部(腰)」に負担をかけ、
結果として慢性的な肩こり・腰痛を引き起こすのです。
▷ ホルモンのゆらぎや冷えも関係
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月経前後や更年期の肩こり・腰痛
→ 女性ホルモン(エストロゲン)の変動で、筋肉や関節がゆるみやすくなる
→ 自律神経の乱れにより、血流が悪化して痛みが出やすい -
冷えによる筋肉の緊張
→ 血の巡りが悪いと、筋肉がかたくなり、肩や腰に疲労物質がたまりやすくなる
◆ 東洋医学で見る肩こり・腰痛の原因
東洋医学では、肩こりや腰痛も「気・血・水の巡り」が滞っている状態ととらえます。
▷ よくあるタイプ別の原因
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気滞(きたい)タイプ
→ ストレス・感情の抑圧によって「気」がうまく巡らず、肩の張り・こり・呼吸の浅さが出る -
瘀血(おけつ)タイプ
→ 血の巡りが悪く、重だるさやズキズキする痛み。冷えや生理痛も出やすい -
腎虚(じんきょ)タイプ
→ 加齢や疲労によるエネルギー不足。慢性的な腰の重だるさ、冷え、頻尿などを伴う
東洋医学では、「肩や腰だけを見る」のではなく、全身の巡りや臓腑の状態から根本原因を探ることが大切です。
◆ 当院でのアプローチ:骨盤から全身の巡りを整える
▷ 鍼灸施術
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肩こりには「肩井(けんせい)」「天柱」「合谷」などのツボ
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腰痛には「腎兪(じんゆ)」「委中」「阿是穴」など
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全身の気血の巡りや、自律神経を整えることで、深部から軽くなる感覚に
▷ 骨盤・背骨の整体
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骨盤の傾き・左右差を整えることで、背骨や肩への負担を軽減
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猫背や反り腰など、姿勢のくずれも丁寧に調整
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呼吸が深くなり、体全体がゆるむ感覚が得られると好評です
▷ 体質・生活習慣のアドバイス
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足腰を温める、正しい座り方、寝具の見直し
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月経周期や更年期に応じたケアもご提案しています
◆ 「整えて、ラクになる」を実感してほしい
「肩こりや腰痛は、体質だから仕方ない」
そう思い込んでいる方も多いのですが、
**“骨盤を整える” “巡りをよくする”**だけで、ぐっと体が楽になることがあります。
薬やマッサージだけでは改善しなかった慢性的なこりやだるさ――
あきらめる前に、ぜひ一度“根本から整える”施術を体験してみてください。
お電話ありがとうございます、
こころね整体院でございます。