思春期の体と心の変化と不調

思春期の体と心の変化と不調 〜女性の一生を東洋医学で支える〜

こんにちは。こころね整体院です。
本日から「女性の不調」を、思春期から更年期までの人生の流れに沿って、東洋医学の視点も交えながらシリーズでお届けしていきます。

第1回目のテーマは【思春期】です。


◆ 思春期とは?

思春期は、おおよそ10代前半から始まり、女性ホルモンの働きによって体と心が大きく変化する時期です。
初潮を迎え、月経が始まるとともに、胸や骨格の発達、肌質の変化、感情の揺らぎなども経験します。

この時期の体は非常にデリケートで、不調が起きやすいのも特徴です。


◆ 思春期に起こりやすい不調とは?

  • 月経不順・月経痛

  • 頭痛・めまい

  • 立ちくらみ・疲れやすさ

  • ニキビや肌荒れ

  • イライラ・情緒不安定

  • 学校や家庭でのストレスに対する敏感さ

これらの不調は、急激なホルモン変動や、自律神経のアンバランスが背景にあると考えられます。


◆ 東洋医学で考える思春期の不調

東洋医学では、思春期は「腎(じん)」の気(生命力)が満ち始める時期。
月経が始まることは「血(けつ)」の動きが本格化するサインでもあります。

しかし、成長過程で**「腎」が未熟なまま急激にエネルギーを使うと、気血の巡りが乱れ、不調として現れやすくなる**のです。

特に、ストレスや無理なダイエット、夜更かしなどは「肝」や「脾(ひ)」の機能も弱め、ホルモンや情緒の不安定さを助長する要因となります。


◆ こころね整体院でのサポート

当院では、思春期の女性に対し、やさしく体を整える鍼灸や手技療法を用い、ホルモンバランスや自律神経の安定を促します。
また、生活習慣のアドバイスや、親御さんへのサポートも行っています。

思春期は、女性としての土台を作るとても大切な時期。
無理をせず、しっかり整えていくことが、将来の健康にもつながります。

こころね整体院