【季節ごとの気圧変化にどう対応するか?】

【季節ごとの気圧変化にどう対応するか?】

こんにちは、こころね整体院です。
気圧の変化が体調に与える影響について、前回までに詳しくご紹介してきました。
今回は、季節ごとに訪れる気圧の特徴と、それに合わせた体調管理法についてご紹介します。

東洋医学では、自然のリズムに調和して暮らすことが健康の基本とされています。
ぜひ、ご自身の体調管理に役立ててください。


【春】~気温と気圧のアップダウンに注意~

春は「三寒四温」と呼ばれるように、寒暖差と気圧差が激しい季節です。
体がその変化に対応しきれず、自律神経が乱れがちになります。

よくある不調:

  • 頭痛、めまい

  • 気分の落ち込み

  • 眠気やだるさ

春の対応法:

  • 朝は光を浴びて体内時計をリセット

  • 軽い運動や散歩で自律神経を整える

  • 気圧に敏感な方は「耳まわりの温め」や「クラニアルケア」がおすすめ


【梅雨】~湿気と低気圧で体が重だるく~

梅雨の時期は、気圧が低く湿度が高いため、体内に「湿(しつ)」が溜まりやすくなります。
東洋医学では「湿邪」が脾胃(消化器)を弱め、全身に重だるさを感じさせると考えます。

よくある不調:

  • 胃腸の不調(下痢・食欲不振)

  • むくみ・関節痛

  • 倦怠感・集中力の低下

梅雨の対応法:

  • 温かい食事(生姜・ねぎ・味噌汁など)を意識する

  • 湿を除くツボ刺激(陰陵泉、足三里など)

  • 当院では「足根骨矯正」「内臓調整」で代謝の巡りを整えます


【夏】~高気圧と冷房の影響に注意~

夏は基本的に気圧が安定しますが、冷房や冷たい飲食の影響で、内臓が冷えて自律神経が乱れる傾向があります。

よくある不調:

  • 夏バテ、冷え、胃腸虚弱

  • 不眠・イライラ・動悸

  • 立ちくらみ、めまい

夏の対応法:

  • 冷たい物の取りすぎを控え、常温~温かい飲食を中心に

  • 就寝前の足湯や温灸で内側から温める

  • クーラーによる冷えに対しては「腹部温灸」や「コーケントー」が効果的です


【秋】~気温差と乾燥で体が縮こまる~

秋は「収縮の季節」とも言われ、朝晩の気温差と乾燥が体に負担をかけます。
また、夏の疲れが残っていると体調を崩しやすくなります。

よくある不調:

  • 呼吸器系(咳・鼻水・喉の違和感)

  • 肌の乾燥

  • もの悲しさやうつ気分

秋の対応法:

  • 肺を潤す食材(梨・白きくらげ・大根など)を摂る

  • 深呼吸や呼吸法でリラックス

  • クラニアルケアや背部の経絡調整で「秋バテ」予防


【冬】~気圧の安定と寒さによる血行低下~

冬は気圧の変動自体は少なめですが、寒さによる筋緊張や血流の低下が起こりやすく、冷えが大敵です。

よくある不調:

  • 冷え、しもやけ、関節痛

  • 睡眠の質低下

  • 腰痛・肩こり・首こり

冬の対応法:

  • 首・手首・足首の「三首」を冷やさない

  • 背中・お腹を温灸や貼るカイロで温める

  • 冷えからくる自律神経の乱れは、当院の「足根骨矯正+内臓調整」で根本ケア


◉ まとめ:季節に応じた体調管理を

気圧の変化は避けられませんが、体を自然のリズムに合わせて整えることで、不調は軽減できます。
季節ごとの養生を知り、体を整えることが、根本的な体調管理への近道です。

こころね整体院では、東洋医学と整体の知恵を活かした気圧対応ケアを行っています。
お一人おひとりに合わせた施術をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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