梅雨時期の体調管理

梅雨時期の体調管理

〜気圧・湿気・冷えに負けないカラダづくり〜

梅雨の季節が近づくと、体がだるくなったり、頭痛や関節の痛み、気分の落ち込みなど「なんとなく不調」を感じる方が増えてきます。特に女性は、自律神経やホルモンバランスの変動に敏感なため、梅雨時期の体調管理がとても大切です。

今回は、梅雨時期に起こりやすい不調の原因と、その対策方法についてお伝えします。


■ 梅雨に体調を崩しやすい理由

  1. 気圧の変化による自律神経の乱れ
     → 低気圧が続くことで交感神経と副交感神経の切り替えが乱れ、だるさ・めまい・頭痛などを引き起こします。

  2. 湿気と冷えのダブルパンチ
     → 湿度が高いと汗がうまく蒸発できず、体内に余分な「湿」が溜まり、むくみや重だるさ、関節痛の原因に。
     → 冷房や冷たい飲み物の摂りすぎで「冷え」が進行し、胃腸の働きも低下します。

  3. 活動量の減少と気分の落ち込み
     → 雨が続くと運動不足になり、代謝が落ちたり、気分も沈みがちに。


■ 梅雨時期の不調チェック

  • 朝から体が重く、やる気が出ない

  • 頭痛・めまい・耳鳴りが増える

  • 関節や筋肉が痛む、こわばる

  • お腹が張る、胃腸の調子が悪い

  • むくみやすい、だるさが続く

  • 気分が落ち込みやすい、不安定

これらの症状がある方は、**「湿邪(しつじゃ)」と「冷え」**の影響を強く受けているかもしれません。


■ 梅雨時期を快適に過ごすセルフケア

◎ 食事:体を温めて「湿」を出す食材を選ぶ

  • 生姜、ねぎ、シナモン、ハトムギ、あずきなどの利水・温性食材がおすすめ。

  • 冷たい飲み物や甘いものの摂りすぎはNG。胃腸を冷やします。

◎ 運動:軽いストレッチやウォーキングで巡りを促す

  • 雨の日は室内でもできるラジオ体操やヨガで血流をキープ。

  • 深い呼吸と軽い運動が自律神経を整えます。

◎ 入浴:ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる

  • 38〜40℃のお湯に10〜15分。じんわり汗をかくと「湿」が抜けやすくなります。

  • エッセンシャルオイル(ラベンダーやユーカリ)を使うとリラックス効果UP。

◎ 睡眠と規則正しい生活

  • 気圧に左右されにくい「自律神経にやさしい生活リズム」を。

  • 夜ふかし・朝寝坊は自律神経のバランスを崩しやすいので注意。


■ 当院の梅雨時期の体調サポート

こころね整体院では、以下のような施術で梅雨特有の不調を整えます。

  • 自律神経調整(頭蓋骨・首・骨盤のバランス調整)

  • 胃腸の働きを助ける内臓整体・温熱ケア

  • 鍼灸によるツボ刺激(中脘・足三里・陰陵泉・百会など)

  • コーケントーによる光線療法で体内の巡りを促進

湿気と冷えに負けない、しなやかな体づくりを一緒に始めましょう。


▼ 最後に

梅雨は体にとって試練の時期でもありますが、正しくケアをすれば乗り越えられます。
「なんとなく体がだるい」「気分が安定しない」と感じたら、早めのケアがおすすめです。

ご自身の体の声に耳を傾けながら、無理なく、穏やかに、梅雨を乗り切りましょう。
不調が続くときは、いつでもこころね整体院にご相談ください。

こころね整体院