「女性に多い不妊の東洋医学的な原因とアプローチ」
こんにちは。こころね整体院です。
今回は、年々ご相談が増えている「不妊」について、東洋医学的な視点からお話しします。
◆ 不妊=妊娠できない?ではありません
まず、不妊とは「1年以上妊娠を希望しているが、妊娠に至らない状態」を指します。
西洋医学ではホルモンの数値、排卵の有無、卵管の通り、精子の状態などが診断の中心ですが、東洋医学ではもっと全身的な“体のバランス”を重要視します。
◆ 東洋医学で考える不妊の4つの主な原因
東洋医学では「五臓六腑」「気・血・水」「陰陽バランス」の乱れが妊娠しにくさに繋がると考えます。以下に代表的なパターンを紹介します。
① 腎虚(じんきょ)タイプ
腎は“生命エネルギー”を司る臓。ここが弱ると、月経不順・排卵障害・着床力の低下が起こりやすくなります。
→【特徴】冷え、足腰のだるさ、耳鳴り、精力低下、白髪が早いなど。
② 気虚(ききょ)タイプ
エネルギー不足の状態。子宮や卵巣に十分な働きが届かず、妊娠のための準備が整わない。
→【特徴】疲れやすい、息切れ、風邪を引きやすい、舌が白っぽいなど。
③ 瘀血(おけつ)タイプ
血の巡りが悪く、子宮や卵巣に栄養・酸素が届きにくい状態。生理痛が強い人に多く見られます。
→【特徴】生理痛が重い、経血に塊が多い、顔色がくすむ、肩こりが強いなど。
④ 肝鬱(かんうつ)タイプ
ストレスによって“肝”がダメージを受け、気血の巡りが停滞。排卵障害や月経周期の乱れを起こしやすい。
→【特徴】情緒不安定、イライラ、胸が張る、ため息が多いなど。
◆ こころね整体院の不妊に対するアプローチ
私たちは、**「妊娠しやすい体づくり」**を目的とし、以下のような施術を行っています。
◎ 内臓調整
子宮・卵巣の位置や動きを整え、骨盤内の血流・神経の流れを改善。内臓が整うとホルモン分泌も安定しやすくなります。
◎ 足根骨矯正・骨盤矯正
足元や骨盤の土台を整えることで、自律神経の安定と骨盤内環境の向上を図ります。冷えの解消にも効果的です。
◎ 鍼灸施術
・三陰交、関元、子宮、腎兪 など妊活に関わるツボを刺激。
・気血の巡りを整え、自律神経を安定させることで、排卵・着床の力を高めます。
◎ コーケントー(可視総合光線療法)
お腹・腰などを光線をあて、ホルモン分泌を促す視床下部への刺激と全身の代謝促進を行います。
◆ 通いやすさと安心感も大切に
当院では、病院での不妊治療と併用されている方も多くいらっしゃいます。
「タイミング療法や人工授精の補助に」「体外受精の前に体調を整えたい」など、個々の状況に寄り添った施術を心がけています。
◆ 最後に
妊娠は「体の中のすべてが協調して働く」ことで実現します。
それは、自然の流れを大切にする東洋医学の得意分野でもあります。
- 何となく体が冷える
- 生理が乱れている
- いつも疲れている
- ストレスを感じやすい
そんな小さな不調も、妊娠しやすさと深く関係しています。
「体質だから…」「年齢的に…」とあきらめずに、体の土台から整える妊活、はじめてみませんか?
お電話ありがとうございます、
こころね整体院でございます。