東洋医学と鍼灸の世界
〜自然の力で体を整える智慧〜
今日からは、東洋医学や鍼灸の考え方をもとに、現代人が抱える「肩こり・頭痛・不眠・自律神経の乱れ」など、さまざまな不調を改善するためのヒントをお伝えしていきます。
その第1回として、まずは「東洋医学と鍼灸とは何か?」を簡単にご紹介します。
◆ 東洋医学とは?
東洋医学は、古代中国から伝わり、日本でも長い歴史のある医学体系です。
「人間の体は自然の一部」という考えをもとに、体を 気(き)・血(けつ)・水(すい) の3つの要素や、 陰陽五行 のバランスによって捉えます。
特徴
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症状そのものを見るのではなく、体全体のバランスを重視
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「なぜ不調が起きているのか」を探り、根本から整えることを目指す
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季節・年齢・体質などを考慮したオーダーメイドのケア
◆ 鍼灸とは?
鍼灸は、東洋医学の理論に基づいて行う治療法です。
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鍼(はり):髪の毛ほどの細い針をツボに打ち、気血の流れを整える
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灸(きゅう):艾(もぐさ)を燃やしてツボを温め、血行や免疫力を高める
ツボは体中に約360点以上あり、症状や体質に応じて使い分けます。
鍼灸は、肩こりや腰痛といった筋肉の不調だけでなく、不眠・ストレス・胃腸の不調・自律神経の乱れなど、幅広い症状にアプローチできるのが特徴です。
◆ 東洋医学と西洋医学の違い
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西洋医学:検査や画像で「病気の原因」を突き止めて治療する
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東洋医学:数値や画像に出にくい「不調」を整え、病気になりにくい体づくりを目指す
つまり、東洋医学は “未病(まだ病気ではないけれど不調がある状態)” に対応できるのが大きな魅力です。
◆ 当院の考え
私たちは、東洋医学の叡智と現代医学の知見を組み合わせた施術を行っています。
鍼灸・整体を通じて、「薬に頼らず、自分の体の力で元気を取り戻す」サポートをしています。
お電話ありがとうございます、
こころね整体院でございます。