東洋医学的に視る不眠|その原因と施術法

東洋医学的に視る不眠|その原因と施術法

こんにちは、所沢駅徒歩3分、こころね整体院です。
「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「ぐっすり眠れない」…そんな不眠の悩みを抱えていませんか?

東洋医学では、不眠は単に「眠れない」という症状ではなく、体内のバランスが乱れているサイン と考えます。今回は、不眠の原因を東洋医学の視点から解説し、当院で行う施術法についてご紹介します。


🔹 東洋医学的に視る不眠の原因

東洋医学では、体の健康は 「気・血・水(き・けつ・すい)」 のバランスによって成り立っています。これらの巡りが滞ると、不眠の原因となります。

① 気の乱れ(自律神経の不調)

✅ 寝る前に考えごとが止まらない
✅ 日中に緊張することが多く、リラックスできない
✅ イライラしやすく、怒りっぽい

🔹 原因
東洋医学では、気(エネルギー)が過剰になり、体の中でうまく発散できないと、精神的に落ち着かなくなり、眠れなくなると考えます。特に、ストレスや不安が多いと 「肝(かん)」の働き が乱れ、気の巡りが悪くなります。

🌿 改善法

  • 深呼吸やヨガ、瞑想で気を落ち着ける
  • 温灸やツボ押し(太衝・神門など)で気の巡りを良くする
  • リラックスできる香り(ラベンダー・柑橘系)を活用する

② 血の不足(血虚 けっきょ)

✅ 目が冴えてなかなか眠れない
✅ 夢をよく見る、眠りが浅い
✅ 貧血気味で、疲れやすい

🔹 原因
血(けつ)は、心と体を落ち着かせる役割を持っています。産後や栄養不足などで血が不足すると、心が安定せず、不眠になりやすくなります。特に 「心(しん)」の血が不足 すると、精神的に不安定になり、寝つきが悪くなります。

🌿 改善法

  • 鉄分を多く含む食事(レバー・ほうれん草・なつめ)を摂る
  • 温灸や鍼灸で血の巡りを良くする
  • 足湯やマッサージでリラックスする

③ 瘀血(おけつ):血の巡りの悪さ

✅ 夜中に何度も目が覚める
✅ 頭痛や肩こりがひどい
✅ 手足が冷えている

🔹 原因
血が滞る 「瘀血(おけつ)」 の状態になると、頭や首に熱がこもり、夜間に目が覚めやすくなります。特に 肩こりや首の緊張がある人 は、脳に熱がこもりやすく、不眠になりやすいです。

🌿 改善法

  • 肩や首のストレッチをして血流を促す
  • 足元を温め、血を巡らせる(足湯・温灸)
  • 首や頭の鍼灸治療で緊張をほぐす

🔹 こころね整体院での不眠改善の施術

こころね整体院では、不眠の根本原因を東洋医学の観点から見極め、以下の施術を行います。

① 鍼灸治療で自律神経を整える

鍼(はり)やお灸を用いて 「気・血・水」のバランスを調整 し、リラックスできる体に導きます。副交感神経を優位にし、眠りやすい状態を作ります。


② 温灸で脳の熱を逃がす

不眠の方は、脳に熱がこもっている状態 になりやすいため、首や肩に温灸を施し、血流を促して熱を逃がします。また、足元を温めることで、全身の血の巡りを良くし、リラックスを促します。


③ 内臓調整で消化機能を整える

胃腸の働きが悪いと、消化不良による血の滞りや、ストレスによる不眠 が起こりやすくなります。当院では、内臓調整を行い、腸の動きを整えることで、睡眠の質を高めるサポートをします。


🔹 まとめ

東洋医学では、不眠は 「気・血・水」のバランスの乱れ によって起こると考えます。
ストレスや緊張 → 気の乱れ
栄養不足や産後の疲労 → 血の不足
肩こりや冷え → 血の巡りの悪化(瘀血)

こころね整体院では、鍼灸・温灸・内臓調整 を組み合わせ、あなたの体質に合った施術で不眠を解消していきます。

「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」といった不眠のお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。

睡眠の質を改善し、心も体もすっきりとした毎日を送りましょう。

こころね整体院